乳幼児の睡眠時間って
乳児期は、ほとんどが寝て過ごしますが月齢とともに睡眠のリズムが作られてきます。
生後3か月位まではレム睡眠が主体であり40~50分のサイクルで目が覚めやすい環境となるため、寝入ってから40~50分後に環境に留意することにより次の眠りへとつながります。4か月以降となると、睡眠時間も長くなり熟睡するように。6か月以降となると、生活リズムが大人に近づいてきます。この時期に昼夜のリズムの基礎作りができれば、その後の成長、発達、免疫などに大きく影響します。乳児期の睡眠リズム形成は親の子供に対する重要なプレゼントと言えます。
幼児期はいかがでしょうか?1歳以降は、色々周囲に対する興味も増し、遊びも増え行動域が広がるため、お昼寝時間は短くなります。その代わりの夜はぐっすりと眠るようになります。2歳以降になればもう1日の生活リズムはほぼ確立へと向かっていきます。
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親が子供の睡眠環境を整える「よい眠り」とは
最初は、おっぱいをあげて、オムツを替えて、優しく声かけをして、それだけでも十分に眠りをプレゼントできます。6か月以降になり、つかまり立ちできるようになると遊びも増え、昼間起きている時間が長くなりますので、夜の睡眠に影響しないように昼寝(何時ごろ、昼寝時間)を考えてあげることが大切になってきます。2歳以降になると平均睡眠時間は約10時間となるのですが、睡眠の主体は夜の睡眠となりますので、夜の睡眠を考えてあげることが大切です。この時最初に起床時間を決めるとよいですね。
それから
①逆算して寝かす時間を決める
②周囲環境を整える(部屋の明るさ、静かさ、寝具の清潔など)
しっかりリズムが確立されれば、その後の睡眠リズムも成長と共にきちんと確定していきます。
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こどもの夜更かしは危険?
以前「午後9時には寝かせて」が常識のように言われていました。これはかつて「成長ホルモン」という重要なホルモンが午後10時頃より分泌が増加とされていた点や平均睡眠時間が10時間、朝7時に起床の場合逆算すると午後9時が寝る時間となるなどが根拠となっていたのかもしれません。十分な睡眠時間は成長や健康に直接関与し、生きる上でのすべての司令塔であります。就寝時間を守ってあげないなんて危険極まりありません。
深夜に飲食店に連れて行くのはやめましょう
最近は午前0時近くになっても居酒屋さんなどで子供連れの親御さんをみかけることがあります。居酒屋さんではタバコの受動喫煙やホコリ、ハウスダストなども多く、アレルギーの温床にもなりかねません。免疫力がまだ弱いこどもを深夜に飲食店に連れて行くこと、あるいは夜遅くまでお店にいることは、睡眠時間が短くなるだけでなく、それ以外のリスクがあることも、親として知っておかなければいけません。
子供の成長・健康は親の生活リズムに深く影響します。
子供の健やかなる成長を願うのであれば睡眠リズムを整えてあげる事が親の大切な役目だと考えます。
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この先生が監修しました。
Michael Lee(マイケル·リー)
若々しく力強い生き方の専門家
米国Duke大学卒業
大学病院で医師として様々なライフスタイルの患者を治療
Johnson & JohnsonでPMとして医薬品開発に参加
レイコップ株式会社で代表開発者としてQuality of Lifeに関連した製品を開発_____________________________________________________________