人間が人生の 1/3 を過ごすといわれている「ふとん」。それはダニにとっても心地よい環境のようです。
ダニは高温多湿の梅雨から夏にかけて繁殖しますが、いったい夏に繁殖したダニはどこへ行くのでしょうか?決して油断はできません。秋こそダニ対策が必要な理由についてお話します。
気温が下がる秋こそダニ対策を怠るべからず!
ダニにとっての楽園。それは「ふとん」!
ダニにもさまざまな種類がありますが、日本に多く生息するのが「チリダニ」。このチリダニのフンや死骸は、アレルギーの原因にな るといわれています。
チリダニは湿度 60~80%、温度 25~30°Cが最も繁殖しやすい環境とされており、主食とするのは、人体 から出るフケやアカなど、皮膚がはがれたごく小さな“かけら”、チリダニはこれらを主食としてどんどん繁殖します。
http://www.rose.sannet.ne.jp/kuroshou/danitozensoku.htmおよび同ページ内参考文献ほか
(図)ねずみ算的に増えるダニを起因とするアレル物質 ※参考 くろさか小児科アレルギー科「ダニと喘息」
そしてダニも他の 動物と同様に自分の身を隠すことができ、外敵の影響を受けにくい場所を住まいとします。表面がツルツルした場所よりも、繊維 が密集しているジャングルのような場所、つまり布や毛でできたものの中が最適な環境です。
以上の条件を満たし、チリダニにとって最も理想的な環境といえるのが、
人間が人生の 1/3 を過ごす「ふとん」なのです。
ふとんは、 人間の体温と発汗によって高い湿度と温度が維持されることに加え、人間のフケやアカなどが一晩かけてばらまかれ、ダニたちの エサの宝庫となります。このことから、繊維も密集しているふとんは、チリダニにとってまさに楽園といえるでしょう。
秋はダニの死骸とフンに注意
チリダニは高温多湿を好むので、秋になり気温がぐっと下がってきたら心配無用・・・と思ったら大間違い。確かに、夏(6~8月)はチリダニの繁殖シーズンで、生きているチリダニの数がもっとも増える季節です。しかし、秋は夏の間に繁殖したチリダニの死骸やフンがたまっているのです。
チリダニの寿命は2~3カ月で、メスが死ぬまでの間に産む卵の数は50~100個といわれています。生育に適した環境であれば、チリダニはねずみ算式に増えていきます。チリダニは1日に6個程度のフンをするので、仮に3カ月生きたとすると、1匹のダニが540個のフンをすることになります。
また1匹が100個の卵を産んだとすると、その100匹が一生でするフンは54,000個にも上ります。さらに厄介なのが、チリダニの大きさは0.1~0.3mm程度ですが、フンは0.01mmほどで、体の数十分の一の大きさです。このようにフンや砕かれた死骸は非常に小さく、取り除かないとアレルギーなどを引き起こす原因になるといわれています。
レイコップの全機種に搭載されている 「光クリーンメカニズム」は、ダニの動きを抑制し、ダニのフンや死骸を含むハウ スダストを叩いて効率的に除去します。 繰り返し照射することで、ダニを増やさない環境をつくることができるのです。 涼しくなった今だからこそ、ダニの死骸やフンに悩まされる前にきちんとふとんケアをしておきたいですね。
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この先生が監修しました。
Michael Lee(マイケル·リー)
若々しく力強い生き方の専門家
米国Duke大学卒業
大学病院で医師として様々なライフスタイルの患者を治療
Johnson & JohnsonでPMとして医薬品開発に参加
レイコップ株式会社で代表開発者としてQuality of Lifeに関連した製品を開発_____________________________________________________________
※参考 くろさか小児科アレルギー科「ダニと喘息」および同ページ内参考文献ほかhttp://www.rose.sannet.ne.jp/kuroshou/danitozensoku.htm