あなたは眠るとき、どんな枕を使っていますか?高さや硬さなど、枕にはそれぞれの好みが表れるものです。「枕が変わると眠れない」という人もいるほど、枕は睡眠を左右しているのです。そんな枕ですが、最近は種類も豊富になり進化してきています。
まくらの種類は、低反発、高反発、チップ、オーダーメイドなど様々
波型をした低反発枕は、近年人気の高い枕です。頭にフィットしてほどよく沈み、包み込まれるような寝心地が得られます。ただ、その分寝返りがうちにくい感じる人もいます。
高反発枕は、柔らかく適度な反発力があるため、寝返りは打ちやすくなっていますが、人によってはこの反発力は気になる事でしょう。
他にもエアバッグが内蔵してあり、手元のポンプを押すだけで簡単に高さを変えられる枕や、U字型枕は上半身を支え、首や肩の負担を減らしてくれます。
近年は、枕をオーダーメイドする人も増えてきているようです。自分にピッタリの高さを測定して、好みの素材も選べるオーダーメイド枕は魅力的です。最近では比較的安価な1万円代というところもあるようです。一度使い始めると、なかなか交換しないまくらだからこそトライしてみるのもいいかもしれませんね。
枕の素材によってどんなものがあるの?
枕の中に入っている素材にはさまざまな種類があり、特徴も異なります。定番の素材が、ポリエステル綿。ふわふわ感があるため、やわらかい枕を好む人に向いています。日本人が昔から愛用しているそば殻は、通気性が良く余分な熱を逃がしてくれます。
天然素材ひのきのチップを利用したまくらもあります。ひのきの香りが森林浴のようなリラックス効果をもたらしてくれそうな気がしますね。ストローを切った形のパイプ素材も枕によく使われています。通気性はバツグンで家庭の洗濯機で丸洗いできるのも魅力です。
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ぐっすり眠るためには枕選びも大切なんです
「起きたときに肩や首がこっている」「いびきがひどい」という人はもしかしたら、合わない枕を使っている影響かもしれません。たとえば高すぎる枕は、本来の首のカーブを作れず喉が圧迫されていびきの原因になる可能性があります。合わない枕は首や肩に負担をかけてしまい、筋肉疲労が回復されないままになってしまうのです。
睡眠は疲労回復や細胞ダメージの修復など身体のメンテナンスを行います。朝起きた時にいまいちすっきりしていないと感じる人は、自分にピッタリ合った枕を選ぶことが、快適にぐっすり眠るために重要です。
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この先生が監修しました。
Michael Lee(マイケル·リー)
若々しく力強い生き方の専門家
米国Duke大学卒業
大学病院で医師として様々なライフスタイルの患者を治療
Johnson & JohnsonでPMとして医薬品開発に参加
レイコップ株式会社で代表開発者としてQuality of Lifeに関連した製品を開発_____________________________________________________________